今、日本中でラグビーが盛り上がってますね。
私もすっかりにわかファンの一人になってしまいました。
札幌でも今まではアジア系の外国人の方は多くみられましたが
今は様々な国の方をお見掛けします。
日本が強豪国に勝利する姿を見ると自分も頑張ろうという気力が湧いてきます。
そしてラグビーにはノーサイドという
試合後は敵味方関係なく同じ仲間
という精神も随所で見られますね。
特に私が素晴らしいと思ったのが試合後の選手のインタビューでした。
これは社員教育にも通じるものがあります。
良いプレーができたのは仲間のおかげ
その試合で活躍した選手にインタビューを行うわけですが
自分のプレーを話す前に「仲間が良い形を作ってくれた」などと話しています。
「フォワードが良いスクラムを組んでくれて…」
など、仲間のプレーを讃えてます。
これは仕事も同じことが言えるのではないでしょうか。
自分一人で行う仕事はありません。
普段は自分の仕事が誰の協力があって成果に結びついているか
ということを考える機会はあまり無いように思います。
企業も目立つ結果を出した社員は称賛されると思いますが
それを手助けした社員がどれだけ居るのか
それを把握し称賛することも求められます。
普段から承認の言葉掛けを
研修で承認のワークショップを行うと、大抵の方は苦戦します。
「言葉が出てこない…」
こんな感想も出てきます。
それは普段承認の言葉を使っていないためです。
自分の仕事がどのように流れ、自分の仕事が誰に支えられているのか
まずはそこを把握し、手助けしてもらっていることに
感謝の言葉を伝えましょう。
「○○をやってくれて、ありがとう」
これだけでも十分です。
こういった短い言葉掛けが生産性向上にも繋がります。
3番目に評価されるべきは?
1番評価されるべきは、しっかりと成果を出した社員です。
2番目に評価されるべきはチャレンジしたが失敗した社員です。
そして、3番目ですが…
「チャレンジした社員を手助けした社員」です。
成功した、失敗した、は、わかりやすいので目につきやすいですが
手助けした社員の評価は疎かになりがちです。
しかし、この「手助けした社員もしっかりと評価する」がとても重要です。
「GAFA」の一つであるFacebookでは、役職も組織の垣根も基本的にありません。
流動的にプロジェクトチームが社員自身で作られ、様々な成果を出してきました。
日本でいきなりこの仕組みの導入は無理がありますが
徐々にこういった組織体制が主流になるかもしれません。
その際に重要なのはモチベーション管理と評価制度です。
モチベーション管理のためにも承認力を上げることは必須です。
承認力アップ研修も数多く実施しております。
相談は無料ですので、興味のある方はお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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