価値観の違いを受け入れる

あなたは自分の価値観と違う意見を言われたらどうしますか?

それは違う!と反発するでしょうか?

あまり重要ではないことであれば

「そういう意見もあるんだな」

と、耳を傾けるかもしれません。

しかし、それが自分のプライドだったり

故郷の価値観を否定するものだったらどうでしょう?

実は5月にアメリカで、ある日本人の女性の発言が話題になりました。

きのこ雲、誇れますか?

これはワシントン州にあるリットランド高校に留学した女性の話しです。

このリッチランドは長崎に投下された原爆のプルトニウムが生産された町です。

この核関連産業が町の経済を支えてきました。

この高校にもきのこ雲を描いたロゴが使われており

「原爆のおかげで戦争が終わった」

と、自分たちの町の誇りにしています。

それに違和感を覚えた留学生の日本人の方が

校内放送で自分の考えを話しました。

原爆の投下で多くの市民が犠牲になったことなどを話し

「きのこ雲は、爆弾で破壊したもので作られています。

きのこ雲に誇りを感じることはできません」

と締めくくりました。

さて、どんな反応だったのか

あなたなら自分の誇りを否定されたとき

どんな反応をしますか?

あなたを誇りに思う

その反応は様々だったようですが

「あなたを誇りに思う」

「あの動画がなければ日本側の意見を知ることは一生なかった」

と、勇気ある行動を称賛する意見も出ました。

もちろん、この女性も素晴らしいですが

この意見を認めたリッチモンド高校の生徒も本当に素晴らしいです。

もちろん、原爆で戦争が終わったんだ、という意見も出ていますが

この話は地元紙でも取り上げられ

様々な場所で議論がされたそうです。

何より驚かされるのが

この意見を校内放送で話すよう勧めたのが

このリッチモンド高校の先生なのです。

そして英文のスピーチ原稿の作成には

ホームステイ先の家族が協力してくれたそうです。

相手を認め自分の意見も伝える

自分の価値観と違うことを言われると

つい身構えてしまい反論してしまいます。

しかし、相手の意見を尊重したうえで

自分の意見を伝え、議論していくことが

重要ではないでしょうか。

今は価値観も、ものすごいスピードで変化しています。

私の地元は札幌ですが

以前よりも様々な国の人を見かけるようになりました。

国が違えば価値観も違います。

相手の価値観を認めつつ、自分の価値観も伝え

従わせるのではなく、議論を重ねることが重要です。

それが、離職率を下げ、生産性を上げる事にもつながります。

相手の価値観を認め、自分の意見を伝える方法の研修も行っています。

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    投稿者プロフィール

    中山 大輔
    中山 大輔株式会社アーシブ 代表取締役・日本メンターコーチ協会 認定コーチ
    11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
    株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
    子会社統括管理の担当者となる。
    その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
    2016 年に株式会社アーシブ設立。
    リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
    介護施設の離職率を20%から6%に下げ
    ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
    2年目は7%にするなどの成果を出している。

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