新型コロナウィルスの感染が広がっております。
また、様々なデマ情報が飛び交いティッシュペーパーやトイレットペーパーも
品薄状態となっております。
実は人間はポジティブな情報よりも
ネガティブな情報に引かれるという習性があります。
防衛本能によるところがありますが
ウィルスの感染拡大の防止と同様に
ネガティブな雰囲気の拡大防止も先手を打つことが重要です。
ネガティブな雰囲気の感染力
機嫌の悪い人が居ると周囲の雰囲気が重くなる。
こういった経験のある方は多いと思います。
ロサダラインという研究結果がありますが
ネガティブな雰囲気を打ち消すには
約3倍のポジティブな働きかけが必要とされます。
それほどネガティブな雰囲気というのは強力なのです。
3倍取り組んでもプラスマイナスゼロなのですから
戻すのは非常に労力のかかることです。
普段からのポジティブな働きかけが重要となります。
下手に褒めるのは逆効果
褒めるのが重要、ということは以前から言われています。
では、何でも褒めれば良いのでしょうか?
それは返って逆効果です。
褒められれば何でも嬉しい、という方も居ますが
大抵の方は根拠のない褒め言葉に対して猜疑心を持ちます。
「じゃあ、どうすればいいんだ!?」
と、よく言われますが
「褒めなければよい」と私は答えます。
褒めなくても、否定せず話しを聴く、共感する
こういったことでもポジティブな雰囲気は作れます。
極端に言うと「こういうことをしてくれたんだね」と
事実を伝えるだけでもいいです。
コミュニケーションは質より量
「上手く褒めなきゃ」と思っているとコミュニケーションが少なくなります。
それよりも「ただ事実を伝える」だけでもコミュニケーションの量を増やした方がいいです。
「事実」というのが重要なポイントです。
「あいさつ」だけでも日々続けることが重要です。
先日テレビで感染症の専門家の方が
感染対策において空振りは許されるが見逃しは許されない
と話されていました。
コミュニケーションはここまで切迫しませんが同じだと思います。
全てのコミュニケーションが相手に響くということはありません。
コーチングのプロコーチでも難しいことです。
だからこそ、空振りするのが当たり前だと思い
先手先手でポジティブな働きかけをしましょう。
地味なコミュニケーションを数多くすることが
会社の雰囲気を良くすることに繋がります。
研修ではロールプレイングやワークショップで
実践形式で行っております。
興味があればお問い合わせください。
相談は無料です。
投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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