日々を過ごしていると、自分とは違う考えなどに出会うことがあります。
その「違う」にイライラしたり、不安になることもあると思います。
「部下の考えていることがわからない」
「なぜ理解してくれないのか」
こんな相談を受けることもあります。
またニュースなどでは、そのちょっとした「違う」が事件に発展したり
時には戦争にまで発展することがあります。
そもそも「違う」こと自体は問題なのでしょうか?
「違い」=「間違い」?
ちょっと算数の問題を解いていただきたいのですが
四角に入る数字を答えてください。
上記の問題の答えは?
もちろん10ですよね。
それでは次の問題は?
さて、上記の問題の答えは何でしょうか?
5+5=10でしょうか。
1+9=10でもいいですし
‐1+11=10なんて答えも出てくるかもしれません。
これは算数の問題なので、四角に当てはまる数字が違っても
怒る人は居ないと思いますが
普段の仕事や生活の中で同じことが起きてませんか?
目的が達成できれば良い
自分のやり方と違う、考え方と違う
普段からこのようなことは頻繁に起こるはずです。
そのことにイライラしても、ちょっと待ってください。
その考え方、やり方で目的は達成できないのでしょうか?
先ほどの問題で考えれば四角に当てはまる数字は
=10になるのであれば何でもよかったはずです。
遠回りになるかもしれませんし、ひょっとしたら事故につながるかもしれません。
その時は「~ということが起きたらどうする?」
と質問してみてください。
ここであなたから答えを伝えてしまうと
相手の自主性を削ぐことになりますので
あくまでヒントを与えて考えさせることが重要です。
そして一番重要なのは「目的」をしっかりとお互いに共有することです。
「目的」を達成するための組織作りの研修やワークショップも行ってますので
興味があればお問い合わせください。
相談は無料です。
投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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