認知症対策強化について関係閣僚会議が開かれました

先月2018年12月25日に

認知症施策推進関係閣僚会議(第1回)

が開催されたのはご存知でしたでしょうか?

いわゆる「新オレンジプラン」について進捗状況や今後の方向性について話し合われたようです。

高齢者の4人に1人が認知症またはその予備軍

認知症と聞くと福祉や医療関係者が携わること、と思っている方も居るかもしれません。

しかし、実際にはとても身近なことなのです。

4人に1人と現在は言われていますが今後さらに増加すると言われています。

政府も認知症への理解を深めるための普及・啓発や、やさしい地域づくりの推進など7つの柱を軸に活動を進めるようです。

ところで認知症って聞くと、どんなイメージがありますか?

認知症だからといって何もできないわけではない

昔で言うと痴呆やボケなどと言われていましたが現在では認知症と呼ばれています。

認知症については研究も進んでおり、様々なことがわかってきました。

認知症も段階があり、最終的にはアルツハイマーになってしまうようですが進行を遅らせることもできます。

認知症への誤解から症状を進めてしまうこともあるようです。

確かに日時や季節を間違ってしまうことはありますが、何も出来なくなったわけではありません。

しっかりと認知症を理解していれば対応できることはたくさんあります。

タクシー会社でも対策が進んでいる

認知症と思われる方が乗車した場合、交番へ送り届ける、など対応を決めているタクシー会社もあるようです。

これからの時代、接客業に関しては認知症に関する知識が必要となる場面が増えるかもしれません。

認知症の方とはコミュニケーションも取れない、と思っている方も居るかもしれませんが、認知症をきちんと知ることができれば、そんなことは無いと理解できるはずです。

また、家族に認知症の方が出てきても、きちんとした対応が取れ、介護離職の問題も減るのではないでしょうか。

実は健常者より発達している能力がある?

認知症の方は言語化が難しくなり、言葉で表現することが難しくなってきます。

しかし、一方で発達している能力があると言われています。

それは「感情を読み取る力」です。

認知症の方は、こちらの感情を敏感に察知します。

新しい記憶から抜けていく

記憶は水瓶のようなもので、底にある古い記憶はなかなか溢れ出ません。

古いが強く印象に残っている記憶が、行動に出たりするようです。

あなたも「あの時こうしていれば」「ずっと後悔している」ことはありませんか?

あなたが認知症になると、そのことが行動に出るかもしれません。

こういった認知症の知識を持っていると、例えばお客様で認知症の疑いがある人や家族に認知症が発症した場合でも、正しく対応することができます。

弊社でも認知症に関する研修を、アメリカが本部の

日本バリデーション協会と協力して実施させていただいております。

※研修内容はこちら

研修プログラムは介護施設用となっておりますが

一般向けに対応することも可能です。

社員研修を企画したいが、迷っているという方は弊社より

絶対に失敗しない社員研修7つのステップ

の資料を無料でお届けしておりますので、参考にしてください。

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    投稿者プロフィール

    中山 大輔
    中山 大輔株式会社アーシブ 代表取締役・日本メンターコーチ協会 認定コーチ
    11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
    株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
    子会社統括管理の担当者となる。
    その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
    2016 年に株式会社アーシブ設立。
    リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
    介護施設の離職率を20%から6%に下げ
    ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
    2年目は7%にするなどの成果を出している。

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