現在のビジネスのスピードは日々速くなっています。
計画に時間をかけていると、いざスタートさせようという段階で
すでに新しい物やサービスが出ていた、なんてこともある時代です。
また、組織が大きくなると経営者の目が行き届かず
いちいち決裁を取っていたら遅れてしまう、ということもあります。
そこで最近では「現場力」ということが注目されています。
現場で判断し、現場で実行する
こういったことがビジネススピードの速い現在には求められます。
この「現場力」を上げるためにはどういった取り組みが必要なのでしょうか?
上司と部下が一緒になって考える
上司から指示や注意を受けても「やらされ感」や「指示待ち」になってしまいます。
部下が考えて実行することが「現場力」を上げることに繋がります。
ちょっとしたことでも部下に質問をして
「今の状態をさらに良くするためにはどうしたら良いか?」
ということを常に考えさせる必要があります。
勉強や物事は「インプット」するよりも「アウトプット」した方が身につきます。
考えさせることによって「アウトプット」させるのです。
たとえ出てきた答えがダメなものでも否定してはいけません。
質問をぶつけることによって、より良い答えを引き出すのです。
共通の判断軸を増やす
全員が共通の判断軸を持っている企業は強いです。
この判断軸は経営理念やクレド、ミッションステートメントなど
色々な形があると思いますが、最低限全員が空で言える必要があります。
そして「社長や上司ならどういう行動を取るか?」というところを考えられるようになると
現場力はどんどん上がっていきます。
そのためにも部下の皆さんには普段から
考え方を伝えていかなければなりませんし
コミュニケーションの量を増やしていかなければなりません。
良質なコミュニケーションの増やし方や質問の方法は弊社の研修でも実施しております。
興味のある方はお問い合わせください。
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投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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