すでに札幌でも学級閉鎖が相次いてますが、これからインフルエンザの流行時期となります。
一番増えるのは1月から3月で2月がピークと言われてます。
インフルエンザの予防は子供の頃からあなたもいたる所で聞いていると思いますので、いまさら言われても「知ってるよ」となるかもしれませんが、最近の厚生労働省のポスターなどを見て、昔と違っていることに気づいてますでしょうか?
「うがい」は意味がない?
弊社の感染症対策研修でもインフルエンザは取り扱っておりますが、実は最近のインフルエンザ予防の項目から「うがい」が削除されていることに気づきましたでしょうか?
実は風邪やインフルエンザを「うがい」で予防するとなるとウィルスが入って間もない時に「うがい」をしなければならないので、一説では20分に1回「うがい」をしなければ効果が無いそうです。
弊社の感染症対策研修でも、このことを紹介すると「えー!!」と驚かれることも少なくありません。
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感染症対策は人間の行動を考えること
では、どのようにすればインフルエンザなどの感染症を防ぐことができるのでしょうか?
まずインフルエンザは飛沫(咳やくしゃみ)感染、接触感染で感染するということを把握していればどのような対策が必要かわかります。
ところで、あなたは咳やくしゃみをした時に手をどのようにしてますか?
咳やくしゃみを手で覆ってはいけない
手で覆ってしまうと、あなたの手にインフルエンザウィルスが付着します。
その手でドアノブや電車などのつり革、固定電話の受話器などを触ってしまい、それを他の人が触ると、その人の手にウィルスが付着します。すると・・・
あとは説明しなくても想像がつくと思います。
コールセンターなどでもヘッドセットのマイクのカバーを全員に配布し、自分専用のカバーを使用するようにしているところもあるようですが、これも感染症対策です。
床を清掃してもあまり意味がない
というのも、床を直接舐めたり手で触る人はあまり見かけませんよね?
床を一所懸命掃除するくらいなら、ドアノブなど人が頻繁に触るところを清掃したほうが感染症を防ぐことができます。
つまり、人の手がどこを触るのか?という事を考えていけば感染症対策をすることができます。
また、マスクはとても効果的です。
咳やくしゃみを外に飛ばさないことも重要ですが、予防としてもマスク内は温度が高く、湿度も高くなっているので、温度と湿度に弱いインフルエンザウィルスには効果的です。
弊社の感染症対策研修では動画などでどのようにウィルスが広まっていくのか、ということも紹介しております。
食中毒は夏よりも冬が多い
ノロウィルスなど食中毒というと夏に多いイメージがありますが、実は冬に一番多く発症しております。
しかもインフルエンザウィルスと違い、ノロウィルスはアルコール消毒は効果がありません。
またノロウィルスはとても強力なウィルスでたった0.01gの感染源でも10万人を感染させるほどです。
最近では色々と効果があると言われている薬品も出ておりますが、基本的に一度発症してしまうと自然回復を待つしかありません。
体力の少ない乳幼児や高齢者が感染すると深刻な状況になることもあり、死亡した例もあります。
有効な手段としてはインフルエンザと同じく、手洗いが非常に有効ですが、それも正しく手洗いができていないと効果がありません。
弊社では最新の情報をもとに研修プログラムを作成しており、感染管理認定看護師が実際にあなたの施設や店舗を視察し、オリジナルの研修プログラムを作成することも可能です。
社員の皆様の健康を守りたい、お客様の健康を守りたい、とお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
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投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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