衣料品通販サイトを運営するZOZOがアルバイト従業員を2,000人採用する、という報道がありました。
また、ユニクロなどを展開するファーストリテイリングが一部の業種について
初任給を2割程度引き上げる、という報道もありました。
従業員の給与は右肩上がりで、資金力のある大企業と
資金力の無い中小企業の格差が出てくると言われています。
給与や福利厚生では大企業には太刀打ちできません。
では中小企業は採用できないのでしょうか?
給与面だけ考えると勝ち目はありません。
意外と給与は重要視されていない
仕事を探す際に何を重要視するかは年代や属性で変わります。
若い人は仕事内容を重視する傾向にあり
また、ブラック企業が話題になってますので休日、休暇も重要視しています。
主婦(夫)層は勤務時間が短い、時間の融通がきく、ということが重要視されます。
シニア層も主婦(夫)とほぼ同じですね。
どの年代、属性も共通して高いのは「雰囲気が良い」ということです。
もちろん生活がかかってますから給与は高いに越したことはありません。
しかし、給与だけじゃないということが様々なアンケートからわかります。
重要なのは
年代や属性で関心を持つ項目が違う
ということです。
誰にでも出来る簡単なお仕事です
今はこういった文言はほとんど見られませんが
こう書かれていても求職者の皆さんを不安にするだけです。
若い人は「ブラックなんじゃ?」と思いますし
例えば出産や子育てなどで仕事をしばらく休んでいた方は
「とはいってもブランクもあるし自分にはできないんじゃ?」
と思われてしまいます。
仕事内容は細かく伝えることが重要です。
それがミスマッチを減らすことに繋がります。
そして、どの年代、どの属性を採用したいのか?
これをハッキリさせて求人広告を作らねば今の時代は
採用などできない
ということです。
採用した後も重要
苦労の末、新規採用することができました。
待ちに待った人材です。
しかし、問題はここからです。
せっかく採用した人材もすぐに退職されては意味がありません。
意味がないどころか広告費や採用コストをドブに捨てたことになります。
案外このことに無頓着な企業が多いですが
何百万もの損失を出しているのと同じです。
離職理由の第1位はあなたもご存知だと思いますが
人間関係です。
また、自分やりたい仕事ができない、キャリアアップしたい
という理由も上位にあります。
社内で全てフォローすることはほぼ不可能
社内の雰囲気やコミュニケーションを活性化させるためにイベントや研修を行ったり
生産性を向上させるために役職者にマネジメント研修を行ったり
社員のフォローアップのためにキャリアカウンセリングを行ったり、と
定着してもらうためにやることは山積みです。
定着率が上がれば求人活動も楽になりますが
自社内で全て行うことは時間も人材も限られる中小企業ではほぼ不可能です。
アーシブでは提携会社と協力して
募集採用から定着までワンストップで対応可能です。
相談は無料ですので、一度話を聞いてみたいという場合はご連絡ください。
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投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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