経営改善と生産性向上に繋がる「伝え方」とは?成功させるための5つのポイント【パート①】

研修 スタッフブログ

アサーティブコミュニケーション

アサーティブコミュニケーションを学びたいという要望も最近では多くなってきました。

簡単に言うと「伝え方」です。

上司や部下、同僚とお互いに、きちんと真意を伝えてコミュニケーションも良好であれば

組織も明るく活性化し、生産性も上がり、イノベーションも起こりやすくなります。

 

このアサーティブ、アサーションに関するスキルも多くあり

本やセミナーなどで学ばれた方もいらっしゃると思います。

 

しかし、この「伝え方」だけを学んでも成果は出ません。

それどころか、より悪化することも考えられます。

以前にもアサーティブコミュニケーションについてお伝えさせていただきましたが

今回はより具体的にお伝えしたいと思います。

 

今回お伝えするポイントを押さえていただければ

・「伝え方」の前に学ばなければならい「認め方」

・相手に誤解されない「伝え方」

・我慢せずに自分の気持ちを伝える重要性

・部下や後輩のモチベーションを上げる「伝え方」

・正しく伝えるための「伝え方」の型

といった能力を身につけることができます。

「伝え方」の前に学ばなければならない「認め方」

まず、正しく伝えるためには大前提として「相手を認める」という事が重要になってきます。

人は論理では動きません。

人は感情で動きます。

どんなに正論を言っても感情が納得しなければ、100%納得しません。

あなたにも経験があるのではないでしょうか。

 

ですので「伝え方」の前に「認め方」を身につける必要があるのです。

では「認め方」とはどういったものでしょうか?

最近では「承認力」とか「承認欲求」といった言葉を、よく聞くようになりましたが

根本にあるのは「相手は自分の考えとは違う」という事です。

 

家族でさえ考えが違うのに、他人と同じである確率は非常に低いです。

なぜ違うのか?

それは育ってきた環境が違うからです。

家庭環境や学校教育の違い、もっと言えば時代が違うのです。

自分が常識だと思っていることが、相手にとっては非常識なのです。

 

「私の常識は、あなたの非常識」

これは私がまだ若かったころに当時の上司であった部長から言われた言葉です。

もう20年近く経ちますが、いまだに言われた情景まで鮮明に覚えています。

お前の考えは非常識だ!ということではなくて

自分の考えだけが正しいと思わないように、という注意でした。

 

以前にもお伝えしましたが、研修では最初に

「私の常識は、あなたの非常識」

ということをワークショップで体感していただきます。

「こんなに上手くいかないものか…」とショックを受ける方もいらっしゃいますが

まずは、人それぞれ考え方や価値観が違う、ということを

知っていただかなければなりません。

 

この「認め方」については以前の

コーチングの効果的なやり方とは?部下を成長させる5つのポイント【パート①】

コーチングの効果的なやり方とは?部下を成長させる5つのポイント【パート②】

に詳しく記載しております。

相手に誤解されない「伝え方」

どうしてわかってくれないんだぁぁぁ!

という悩みは、職場のみならずご家庭でもあると思います。

先ほどもお伝えしましたが、人それぞれ価値観や常識が違いますし

頭ごなしに言われても、理屈は正しいとわかっていても納得できない場合があります。

 

例えばですが、論点をすり替えてくる人はいませんか?

「いや、今その話じゃないんだけど…」とツッコミたくなるような人ですが

議論に負けそうになると、論点のすり替えを行ってきます。

そうなってしまうと不毛な議論が続くばかりです。

 

こういった場合、論理的に話しているようで実は感情や

「私の常識は、あなたの非常識」が入っていることがあります。

「10分前行動は社会人として常識だ」

と言われたらどうでしょうか?

人によっては10分も前に来られたら困る人もいるかもしれません。

 

「おまえ宛にお客様から、対応が遅い、とクレームが来たぞ」

と言われたらどうでしょうか?

この言葉、何が事実で何が思い込みかわかりますか?

 

この言葉は「おまえ宛にお客様から、対応が遅い、と連絡があった」が事実で

「クレーム」は思い込みです。

お客様から「クレームですが」と言われれば事実ですが

お客様はいわゆる「クレーム」とは思っていないかもしれません。

「次から気を付けてね」程度のものだったのかもしれません。

 

こういったように人間は思い込みを事実のようにとらえてしまって

それが事実である、と決めつけて伝えていることが多いです。

正しく伝えるには、何が事実で、何が思い込みなのか

ここをしっかりと判断しない限り正しく伝えることはできません。

ですので、緊急事態でもない限り反射的に「伝える」のは得策ではありません。

 

ABCDモデル(ABCDEモデルと表現することもあります)というものがあり

考え方のモデルですが、多くの場合「A」を飛ばして「B」から

考えてしまっています。

何かを伝えようと思った時

何が「事実」で、何が「思い込み」なのか

しっかり考えたうえで「事実」と「思い込み(感情)」を分けて伝えてください。

 

そして、何か頼みごとをする場合、必ず選択肢を用意してください。

簡単に言えば「断る選択肢」「逃げ道」を用意するということです。

この後にも記載しますが、断れない人もいます。

今はグローバル社会なので、断ってはいけない、というのが常識な国もあります。

(適当でいいから答えるという恐ろしい習慣もありますが)

 

知らない間に不満を持たれて関係性がこじれる、というのは

あなたも避けたいはずです。

その為にも、頼みごとをする場合は必ず「選択肢」を用意してください。

 

また、議論は良いですが、議論に勝つことは意味がありません。

議論に勝つということは、相手を敗者にする、ということです。

議論は勝つことが目的ではなく、より良い案を出すために行うものです。

詳しくは人財育成のご案内をご覧ください

投稿者プロフィール

中山 大輔
中山 大輔株式会社アーシブ 代表取締役・日本メンターコーチ協会 認定コーチ
11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。

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