※特別養護老人ホーム 石狩希久の園様の許可をいただいて今回のブログを掲載しております。
弊社が長年お世話になっております石狩友愛福祉会 特別養護老人ホーム 石狩希久の園様が、2018年11月10日に行われた、第3回ちとせ介護グランプリにおいて介護技術コンテスト部門で初出場ながら優勝という素晴らしい成績を収めることができました。
また、後述しますが石狩希久の園様の取り組みが11月22日の介護新聞にも掲載されました。
弊社でも介護技術はもちろん、リーダーシップ、マネジメント、チームビルディングといった様々な研修を実施させていただきました。
この結果に多少なりとも貢献できたことは自分のことのように嬉しいです。
初出場でこの結果を出せた理由は?
もちろん石狩希久の園の皆様の不断の努力があってこその結果ですが、様々な新しい考え方を取り入れたことも重要だと思います。
介護技術に関しても弊社より様々な専門家の先生を招いて新しい技術、考え方を取り入れていただきました。
そしてコミュニケーションやチームビルディングといったことも社員研修に取り入れ、チームで事に当たり、新しい意見や考えを取り入れ実行していくという習慣がこの結果に結びついたと思います。
新しい考え方、取り組みは定着率アップ、生産性向上に繋がる
こういった結果はやはり職員の皆様のモチベーションアップにも繋がります。自分が出したアイデアが採用される、自分の仕事を自分自身で考え工夫していく、こういったことが普通に行えるようになれば、定着率が上がることはもちろん生産性が向上していくことは想像に難しくないと思います。石狩希久の園様の離職率は介護業界でありながら6%前後と伺ってます。
真似だけしても定着率、生産性は向上しない
では、石狩希久の園様が行っていることを真似すれば良くなるのか?というと、そう簡単なことではありません。
現在、働き方改革、生産性向上が声高く叫ばれていますが、上から押し付けた働き方改革、生産性向上では逆に社員の皆様のモチベーションを下げてしまいかねません。
働き方改革と生産性向上は現場で考え、現場から発信するべきだからです。
そのためには普段から「考える」というクセを付けなければなりません。
石狩希久の園の施設長様は、職員に考えてもらう、ということを常に意識して実践されているようです。
そして様々な取り組みが介護新聞の紙面にも紹介されています。
紙面には介護のイメージを一変させる可能性が見えてきた、と紹介されています。
流行語大賞にもノミネートされましたが「GAFA」がなぜ急成長できたのか?
その一つがアイデアの量とアイデアを実現するスピードと言われています。石狩希久の園様でもそれに近い取り組みをしていると思います。
しかし、いきなりアイデアを大量に出し、スピード感を持って実行できるわけではありません。
やはり訓練が必要となります。そういった訓練も兼ねた社員研修も石狩希久の園様では数多く実施されています。
今後も石狩希久の園様のさらなる飛躍に微力ながらお手伝いさせていただきます。
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投稿者プロフィール
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11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
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