最近、リーダーや管理職には数字を意識して欲しい、という声を経営者や役員クラスの方から聞きます。確かに、ただ漠然と「がんばるぞー!」と言っても、会社が伸びているのか、その方向性が間違っていないか、逆効果になっていないか、ということは数値で管理できたほうが断然いいです。 また、一部署の管理職や施設の管理者の方は売上や人件費の管理などは最低限把握する必要があるでしょう。人件費率や売上、人件費の推移や予算を組む能力も必要になってくると思います。 とは言え、いきなり数字まみれになっても溺れてしまうので、少しずつ意識させていくことが重要だと思います。可能であれば年間の社員研修の中にマネジメント研修を取り入れ、実際の数字を使った研修ができると効果が高いと思います。 数字はちょっと・・・という方もいると思いますが、それが出来なければマネジメントはできません。わからないなりに自分でその数字の意味を調べ、学ぶ姿勢があれば大丈夫だと思います。逆に、忙しさを理由に、数字の管理から逃げる方は管理職に向いていないと考えた方がよろしいでしょう。可能であれば、専門職の方に進んでいくのがいいと思います。 売上や経費といった数字もありますが、KGI、KPIといった目標管理や人件費率、一人あたりの生産性など、色々な数字があります。基礎的なコミュニケーションなどの社員教育が一段落したら、こういったマネジメント研修の実施も視野に入れていってはいかがでしょうか。もしくは、同時進行で進めることもできます。 この社員研修の様子や結果を見て、管理職にするかどうかの判断材料にもなったりします。どのように、管理職を育てるか、管理職候補をどのように探していくか、こういったご相談も承りますので、是非ご連絡ください。社員研修を企画したいが、迷っているという方は弊社より
絶対に失敗しない社員研修7つのステップ
の資料を無料でお届けしておりますので、参考にしてください。
投稿者プロフィール
-
中山 大輔株式会社アーシブ 代表取締役・日本メンターコーチ協会 認定コーチ
-
11 年間会社の総務人事担当者として、労務管理や社員教育などを担当。
株式上場チームにも所属し、その際、内部統制構築、内部監査
子会社統括管理の担当者となる。
その後、研修会社に転職し日本全国で延べ2,000 時間以上の社員研修の実施に携わる。
2016 年に株式会社アーシブ設立。
リーダーシップやマネジメントの企業研修講師を行い
介護施設の離職率を20%から6%に下げ
ホテルでは新入社員の離職率が50%前後だったのを1年で11%
2年目は7%にするなどの成果を出している。
コメント