札幌の研修会社 株式会社アーシブ

当時の私は人事や総務といった事務方の仕事をしており「社員研修の企画や運営は自分の仕事ではない」こう考えながら社員研修の仕事をしていました。

そんな時、ある企業の新入社員研修の企画と運営を受け持つことになりました。その企業の人事担当者の方から「一人はすぐに辞めると思うんだよね」と、言われました。

私も人事に携わっていましたので「ああ、この人だな」と、すぐに分かりました。

実際、4日間の研修のうち最初の3日間は研修終了後真っ先にレポートを提出し真っ先に帰っていました。

「まあ、そうだよなぁ」と思いながら最終日も終了しその新入社員の様子を見ていると明らかにレポートは書き終わっているのに提出に来なかったのです。

それどころか周りをキョロキョロ落ち着かない様子でした。
結局、一番最後に提出に来ました。「ありがとうございました」と、うつむき加減で一言言われ「どうしたんですかね?」と、講師の先生と不思議な気持ちでレポートを見ると「最初この仕事だけは絶対にやりたくないと思っていました」と、最初に書かれていました。

「まあ、わかってたけどね」と思いつつ読み進めると最後に「でも今はこの仕事を選んで良かったと思ってます。こう思えたのも成長かな?と思ってます」これを読んだ私は「この社員研修の企画運営はなんて素晴らしい仕事なんだ!!」と、単純に感動しました。

それ以来、この社員研修の仕事を天職だと思い邁進しました。

そして、1年後同じ企業からリピートをいただきドキドキしながら担当の方に「○○さん、頑張ってますか?」と、聞いてみました。

内心「とっくに辞めてたらどうしよう」と、思っていましたが「頑張ってますよ。様子見ていきますか?」と、案内され、成長している姿に思わず目から熱いものが・・・
それから独立するにいたります。私がこの仕事を転職だと思い続ける理由は単純です。
この感動をまた味わいたい! ということだけです。